推拿整体

”しらさか推拿整体”ホームページの「推拿」及び「推拿整体」に関する記載内容を抜粋したものです。

世界三大伝統医学

「中国医学」、「アーユルヴェーダ」、「ユナ二医学」が、世界三大伝統医学と呼ばれています。①中国医学(中医学ともいう)→ 中国を中心とする東アジアで発展した伝統医学。東洋医学とは、狭義の解釈では中国医学を指していることが多い。人間が本来持つ自然…

気と経絡

中国哲学において、“気”は生命エネルギーであり、全宇宙に広がって、あらゆる生命に活力を与える重要な存在であると考えられています。また、中医学では、体内における気の通り道を“経絡”と呼び、気がバランス良く円滑に体内の経絡を流れることで、心身の健…

脊椎のS字カーブ

脊椎のS字カーブは、生理的湾曲といわれ、直立2足歩行でバランスをとるために必要なものです。脊椎は、一般に背骨と呼んでいるところで、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨で構成されています。頚椎は7個の椎骨、胸椎は12個の椎骨、腰椎は5個の椎骨から構…

好転反応

漢方では、“瞑眩(めんげん)反応”とも呼ばれています。好転反応は、一時的に悪化したような状況になりますが、「好ましい方へ転ずる」という意味の身体反応であり、これを境に急速に好転(改善)していきます。その出方は、人によって様々です。<弛緩反応…

自然治癒力

「人間は生まれながらにして、みずからの内に100人の名医をもっている。」古代ギリシャの医聖ヒポクラテスの言葉ですが、100人の名医とは、自然治癒力を指しています。各人の”主治医”はみずからの自然治癒力であって、医師はその助手にすぎない。これ…

相性

整体の仕事で感じていることの一つに“相性”があります。整体には推拿以外に、①カイロプラクティック、②オステオパシー、③接骨、④タイ古式マッサージ、⑤指圧、⑥鍼灸、⑦その他、数多くの技法があります。一人一人の異なる体格/体質/症状に合致する自分に適し…

足の太陽膀胱系-背中のツボ

第一胸椎~第七胸椎の各々棘突起下縁の位置から外側1.5寸のところにある 7つと第九胸椎~第五腰椎の各々棘突起下縁の位置から外側1.5寸のところに ある9つの16箇所が、“足の太陽膀胱系”の経絡に含まれる背中のツボになります。 背骨のキワのツボ群…

肩中兪(けんちゅうゆ)&肩外兪(けんがいゆ)

肩中兪は、第7頚椎棘突起と第1胸椎棘突起の間の位置から外側2寸のところにあり、肩外兪は、第1胸椎棘突起と第2胸椎棘突起の間の位置から外側3寸のところにあります。どちらも、肩こりおよび背中上部の痛みなどの症状改善に効果を発揮します。 肩こりが…

天柱(てんちゅう)&風池(ふうち)

後頭骨と頚椎上部の境目にある窪んだ箇所が、“盆の窪”と呼ばれるところです。天柱はここから左右にわずかに離れた位置にあり、風池はそこからさらに離れた位置にあります。 この2つのツボは、頭痛、目の痛み、首コリ、自律神経症といった首から頭部に関わる…

華佗夾脊(かだきょうせき)

背骨(第一胸椎~第五腰椎)の棘突起から両側に0.5寸(指寸)離れたところにある左右各々17穴のツボ群が“華佗夾脊”と呼ばれるものです。これらツボ群に刺激を与えることで、様々な症状の緩和&改善に非常に高い効果を発揮します。順次、ツボ群に肘圧を…

推拿の手技について

推拿は、東洋医学の流れを汲む中国伝統医療の一つとして長い歴史を誇っています。指圧、マッサージ、カイロプラクティックなど多くの整体施術の礎となっています。ここでは、推拿の代表的手技について、簡潔に紹介しています。実践面では、症状に対応する適…

推拿(すいな)とは?

鍼灸・漢方と並ぶ中国三大医療の一つです。あらゆる整体法の源流であり、最もバランスのとれた整体法といえます。推拿の「推」は ”押す” 、「拿」は ”つかむ” という意味で、代表的な手技から命名されています。手技の種類は多く、”押す”、”つかむ”、”もむ”…